1999.4.29 「春の園遊会」 松本きもの研究会主催(会長:上原たけ乃さん)
左より ビショップ康史さん 上原たけ乃さん 村長 長根英樹
長野県松本市 ホテルブエナビスタ「孔雀の間」にて
ゴールデンウィーク前半、懇意の先輩で男のきものに熱い想いの
婦人画報社 ビショップ康史さんの紹介で、長野県松本市の
きもの研究グループ「松本きもの研究会」主催の「春の園遊会」に
ご一緒させてもらいました。
「松本きもの研究会」は会長 上原たけ乃さん(上写真)が
主宰設立し20周年を迎えるきもの研究会です。
「春の園遊会」
4月29日(木) 14:00〜
松本市 ホテルブエナビスタ 孔雀の間にて
研究会のメンバー&OB(※1)を中心に、一部ゆかりの
方を招いてのアットホームな会合。
主宰上原さんの20年に渡る活動のひろがり、地域における
信頼感を示す来賓、松本市長、助役の他、各取材も多数。
今回は「男のきもの」をテーマに、女性メンバー自らが
男装をしての正装から着流し、書生スタイルなどのプレゼン
テーションも。
会場は竹をメインとした春らしい若々しさとともにしっとりと
した落ちつきが感じられるこしらえ。
研究会メンバーが中心となっての手作り感あふれる運営でしたが、
イベントテクニックよりも普段の会の姿勢、主宰とメンバーの
信頼感がにじむ、非常に心地の良い会合でした。
“着る”という事、“きもの心”。
※1 OB(女性の方でもネームプレートにこの様に表記。)
会に卒業はないとの事。
ここには、きもの研究を単なる着付けノウハウと捉えず、
染織技の蓄積、装いによる心の表現を含めた奥深さを見据えつつ、
生涯に渡り積み重ね高めていく姿勢を示す「松本きもの研究会」
特有の卓越したポリシーの一端が垣間見られます。
あらためて、単に形だけでないきものの魅力を共有し、
想いをあらたにするひとときでした。
松本、長野地域の方は、地元に素晴らしい会があり
恵まれていますね。
ぜひ一度会に問い合わせ、話しを聞いてみては如何でしょうか。
「松本きもの研究会」
会長 上原たけ乃さん
〒390-1242 長野県松本市和田 2606
Tel/Fax 0263-47-2219
国宝 松本城にて
今回、初めての長野、松本路。
春の松本、空高く晴れ渡り、清々しい地でした。
ビショップ康史さん、上原たけ乃さん、松本きもの研究会の
メンバーの皆さん、いい縁を有り難うございました。
機会ありましたら米沢にもお立ち寄りいただきたく。
modified 1999.5.12
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