No.41 | 米沢日報(2003.1.1)新春寄稿「スロークロージング」紹介 | 2003.01.01 10:00 | |
「米沢日報」元旦号にて、“米沢織・きものを通じた温故知新による 地域コミュニティの再生”に関する提言が紹介されました | |||
◇ 1月1日付の米沢日報にて、地域固有の資産やポテンシャルを活かした 自立型の地域再生に関する提言、 【スロークロージング Slow clothing 米沢織・きものを通じた温故知新による地域コミュニティの再生】 が紹介されました。 米沢日報は、山形県南部の米沢市、南陽市、長井市、高畠町、川西町、 飯豊町、白鷹町、小国町の3市5町の置賜(おきたま)地域を中心と する地域新聞です。 掲載内容は、[メッセージ 論文メディア掲載] のコーナーにて 全文をご紹介していますので、ご覧いただきたく。 イタリアを発祥とする「スローフード」の動きが日本各地でも広がり を見せ、現在では、「スローライフ」や「スロータウン」などという 形で広くライフスタイルやまちづくりを含めて「スロー」な観点から 見つめ直していく「スロームーブメント」へと発展してきている状況 が見受けられます。 日常生活の根本要素となる「衣食住 food, clothing, and housing 」 を、自然の移ろいや行事・風習など日々の暮らしに根ざした形で見つ め直す中で、各地域ならではの魅力、日本ならではの魅力を再発見す ることが出来、またそれぞれの地域や国に応じた新たな時代の方向を 探ることも出来るのではないかと考えるところです。 米沢・置賜地域は、全国生産量の9割を誇る袴地など、織物、きもの に関する地域資産は豊富なものがありますので、「スロークロージン グ Slow clothing」という形できものを通じた温故知新を行うこと は非常に有効であると思います。 さらに、地域独自のIT基盤を組み合わせた形での総合的な取り組みに より、資産を統合し相乗効果を高める形で自立型の地域再生を図って いけるものと考えているところです。 こうしたメディア紹介をきっかけとし、きものや地域づくりに関して 想いを同じくする方々との連携を広げ、活動の和を広げて行きたいと 思っています。 |
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