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No.51 メールマガジン - No.0031(6月30日付) 2005.06.30 13:22
・「クールビズ」「イージービズ」「ルーズビズ」
・涼しく尚かつ凛とした和の心を表現する夏装の創造が必要
 

6月30日付け発行の「メールマガジン - No.0031」
 1 クール、イージー、ルーズ


についてご案内いたします。


現在の「クールビズ」は、
 ・ボタンをきちんと留めるという着装
 ・アウター(表着)とインナーの区別
などの面で、装いの基本、特にビジネスウェアとしてとしての基本
に欠ける、非常にだらしのない、イージー、ルーズなスタイルに
なっていると考えます。

あらためて、衣服によるメッセージを読み解き、場に応じた社会的
な装い(=メッセージ発信)を行う能力とそれを養う教育、すなわ
ち「服装リテラシー」「衣育」の重要性と「衣服改革」の必要性を
実感するところです。

日本の気候、日本の自然(夏の蒸し暑さ)に適した装いを追求する
ことは、環境面からだけでなく、文化面からも重要な取り組みにな
ると思います。

単に涼しいだけではなく、凛とした日本の美意識、ハレとケ、公私
のめりはりのはっきりとした社会性認識を表現する現代夏涼装を創
造することが必要と考えます。

日本には、日本の価値観や美意識を表現し、また日本の価値観や美
意識を育んできた和の服=きものの蓄積があります。
現代夏涼装の創造にあたっては、今あらためて、和の服=きものの
蓄積を温故知新で見つめ直す「スロークロージング」の発想が重要
になってくるものと思います。

「男のきもの・織のきもの/大人の男のきもの談義」のコーナーにて。
ぜひご覧いただきたく、ご案内いたします。

                        


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  :1999年 5月10日   更 :1999年 5月10日


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