|  夏の気軽な和の装い、寛 (くつろ) ぎ着として、今夏は素材、色柄ともに◇非常にバリエーションが豊富になった作務衣に是非ご注目を。
 
 縮みやしじら、紅梅など、高温多湿な日本ならではの工夫が詰まった夏素材が
 存分に味わえる作務衣。
 ゆかたよりも着やすくて活動的な分、行動範囲も広がりますね。
 
 かつては、生活に合わせてた夏衣装として、甚平や長甚平、通称「チャンチャン」
 などという8分丈位の筒袖きもの(長作務衣風)などなど、様々なスタイル、
 着こなしの工夫があった様です。
 
 夏休みで帰省の際には、おじいちゃんやおばあちゃん、親戚や近所の方に
 聞いてみるのもおもしろいかも知れません。
 また、近所に仕立屋さんを見つけてその方に聞いてみても、目からうろこの
 新しい発見があるかも知れません。
 
 作務衣を着やすくする工夫として、上前を紐で結ぶのではなくボタン留め方式に
 変えるのもお勧めです。
 これは、全体をスッキリと見せるとともにモダンな印象を醸します。
 
 是非、バリエーション豊富になった夏作務衣で、和の素材、装い、心を味わい、
 楽しんで見てください。
 
 
 
 
  
 紐を利用したボタン留め
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