「男のきもの・織のきもの−メールマガジン

【男のきもの】きものダンディズム 〜 スロークロージング
 【男のきもの】製品・価格・着こなし紹介 

■ メールマガジン 【男のきもの】製品・価格・着こなし紹介 発刊にあたって
    (後に改題)【男のきもの】きものダンディズム 〜 スロークロージング


メールマガジン―【男のきもの】製品・価格・着こなし紹介―は、
男のきものの「製品の特徴」「価格」「コーディネイトや着こなし」
「取り扱い小売店」等について紹介、提案するメール情報です。

きもの村 − [男のきもの・織のきもの]コーナーと連動して、
男のきものの「製品・価格情報センター&ネット仲介」機能により、
新たな健全流通の構築を目指します。

今後、取り扱い小売店やコーディネイト、着こなしの楽しみ方なども
含めて情報発信をして参ります。


※2001年12月、「きものダンディズム」と改題し、その後サブ
 タイトルとして「スロークロージング」を追加いたしました。

 「きものダンディズム」をテーマに、装いと精神性との関連に想い
 入れを持ち、折々における実際の着用を通じて、きもの心、和の心、
 日本の伝統的価値観/美意識を見つめ直していく温故知新の活動=
 「スロークロージング」を、みなさんとの交流、コラボレーション
 によって進めていきたいと考えております。


 当初予定をしておりました「製品情報」「価格情報」「新たな流通
 の在り方」といった方向のテーマについては、デフレが長引き業界
 の淘汰や大きな構造の転換が進む中、なかなか「安心価格」や「安
 心流通」をコーディネイトしたり提案するのが難しい状況にあると
 の考えから、当面はご案内を見送らせていただきます。
 (健全価格の目安になればとご紹介する価格が、かえって高いもの
  になってはいけませんし、現状の最安値が、今後も長続きをする
  各者に無理な負担のない安定性のある流通形態ともいえない面を
  感ずるところです。)

 あらためてメーカーとの連携強化、流通ネットワークの構築を図り、
 実態面での基盤固めを進めていきたいと考えております。
 こうした流通の信頼性向上という面では、最終的にはメーカー側の
 価格政策に負う部分が大きくなりますので、改革/新構築の第一歩
 という意味での、各産地/メーカー各社のあらたな取組みに期待を
 するとともに、連携/共同チャレンジの呼び掛けをさせていただき
 ます次第です。

 原題の「着こなし紹介」という方向は、流通、商品の流れとともに
 重要なテーマとなりますので、「きもの心」「装いと精神性との関
 連」「和の価値観/美意識」という形で幅広く捉えて、こちらを中
 心に探求やご案内をさせていただくことといたします。
 特に、男性ならではの装いと社会性との関連や凛といった部分での
 素晴らしい蓄積や魅力を「きものダンディズム」という形にて。
 更に、「スローフード」から広がって今や生活全般をスローな観点
 から見つめ直す動きに発展した「スローライフ」において、生活の
 根本となる「衣食住(food, clothing, and housing)」の「衣」
 の分野から温故知新で見つめ直す「スロークロージング」という形
 にて。
 今後、取り組みを進めて参りますのでよろしくお願いいたします。


発行責任者 きもの村 村長 長根 英樹  webmaster@kimono.gr.jp

■ 配信開始と配信頻度、料金他

・第1号の配信は、1999年11月26日。

・配信頻度は不定期です。

・メールマガジン受信の料金は無料です。

・メールマガジンの配信は、以下のメールマガジン発行システムを
 利用しています。

  ■ まぐまぐ  http://www.mag2.com/
    ID:0000021262

  ■ Pubzine  http://www.pubzine.com/
    ID:22749

  ■ Macky!  http://macky.nifty.com/
    ID:kimonomura

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【男のきもの】きものダンディズム  〜 スロークロージング
【男のきもの】製品・価格・着こなし紹介(旧題)

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■ バックナンバー

【男のきもの】きものダンディズム 〜 スロークロージング
【男のきもの】製品・価格・着こなし紹介(旧題)

バックナンバーは[大人の男のきもの談義]コーナーにて
全号を紹介しています。               

■ 創刊号 1999.11.26 発行 No.0001


◆◇ 御召 ◆ 紬 ◇ 着尺 ◆ 羽織 ◇ 袴 ◆ 帯 ◇◆
――――――――――――――――――――――――――――――
      【男のきもの】製品・価格・着こなし紹介

      1999.11.26 No.0001  配信数:約 0300  
――――――――――――――――――――――――――――――
◆ ◇ ◆ きもの村  http://www.kimono.gr.jp/  ◆ ◇ ◆



 メールマガジン 【男のきもの】製品・価格・着こなし紹介
 への読者登録、有り難うございます。
 創刊第1号をお送りいたします。

 このメールマガジンが縁となり、きもの好きのみなさんと交流の
 和を広げていければ幸甚に存じます。

 メールマガジンの発行システムをご提供いただきました「まぐまぐ」
 にあらためて感謝いたします。
 
                ◇

 メールマガジン 【男のきもの】製品・価格・着こなし紹介 は、
 男のきものの「製品の特徴」「価格」「コーディネイトや着こなし」
 「取り扱い小売店」等について紹介、提案するメール情報です。

 発信主体は、「きもの村」http://www.kimono.gr.jp/ 。
 山形県米沢市に住む一きもの好き「長根英樹」が、個人の立場で
 主宰する任意団体です。

 きもの関連のネット情報は、愛好家同士の交流・情報交換など
 随分と充実して来ましたが、供給側の発信により、製品の価格を
 スポット価格(期間限定、数量限定、色柄限定等)としてでなく、
 レギュラー価格(安定的な目安を示す価格)としてオープンに
 発表するのはめずらしい事例と思います。

 今後、きもの村ホームページ[男のきもの・織のきもの]の
 コーナーと連動して、男のきものの「製品・価格情報&仲介
 センター」として、新たな健全流通の構築を目指して参ります。

                ◇

【きもののネット仲介センターを目指し】

 高額品であり、画面上で色柄、地風・手触りの確認が困難なきものは、
 ネット流通に不向きなものの代表として捉えられていると思います。

 実際に、これまで多くの流通構造の問題(多段階流通・長期手形決済に
 よる消費者価格の高騰、価格信頼性の低下等)を指摘されつつも、本格
 的なネット流通体制の構築により製品の流れをスムーズにし、消費者価
 格を下げ提案するような試みはほとんど見当たりませんでした。 

 各業界がネット流通(Eコマース)への対応を急ぐ中にあって、きもの
 業界はその取り組みが非常に遅れている業界であり、消費者ニーズとの
 間に大きなギャップを抱えている業界であると認識しています。 

 しかし「きもの=ネット流通不向き」という見方は、実際の店舗に商品
 があり、購入者が見て、触って、確認した上で選択が出来る“購買環境”
 が整っている“一般流通品”であることが前提となり成り立つものです。

 現実を振り返り、男のきものほど、ユーザーが欲しいと思い、探そうと
 した時に、小売店・売り場・品物を見つけることの困難な、販売&購入
 機会損失、ミスマッチの大きい商品は少ないのではないでしょうか。

 加えて、きものの価格信頼性の問題。
 年中、展示会・販売会等のセールがあり、購入の際の値引きは当たり前
 という一般的販売慣習から来る表示価格への不信。
 また、その表示価格自体も店、所により大きく違い、時に倍以上の差も。

 きものほどユーザーが購入価格について、高いのか安いのかが分からず、
 いつ買えばよいか、どこで買えばよいかが不安な商品。
 買ってからも、果たして適正な買い物をしたのかどうかが不安で、購入
 店で更なる値下げをしていないか、他店はどうか、他人はどうかと気に
 病む商品はないと思います。

                *

 「ネット流通」というと「オンライン受発注&ユーザー直接販売」との
 イメージが強いと思いますが、自動車販売でも事例がある様に、実際の
 ユーザーへの商品供給は小売店(ディーラー)を通じて行い、ネットは
 「商品&価格情報センター+仲介機能」という役割方向もあり得ます。

 「きもの村」では、「愛好家(ユーザー)」「小売店」「メーカー」を
 繋ぐ「ネット仲介センター」として、新たにウェブページ(コーナー)
 を新設いたしました。

 「想い入れ紹介」 http://www.kimono.gr.jp/home/mens.html
 のコーナーでは、

 愛好家(ユーザー)に対し、
  1紹介製品の品揃えを豊富にし集積度を高めた「オンラインデパート」
   として、選ぶ楽しみ、選択の幅を提示することを目指します。

  2健全取り引き(現金決済等)のスマート流通を基盤としたあらたな
   「価格基準(安心価格ライン)」を提示することを目指します。
 
  3実際に見て、触って、選び、仕立てやメンテナンスを含め安心して
   つき合える「取り扱い小売店」を紹介することを目指します。

  4メーカー+小売一体となった「ものづくり」「商品選択&提案」の
   プロによる「製品説明、コーディネイト・着こなし等提案」を行う
   ことを目指します。

 以上、「商品&価格情報センター」としての役割提示を目指します。



 一方、小売店とメーカーを繋ぐ意味では、
  1オープンなネット紹介&提案により、ユーザーのニーズを取り扱い
   小売店を通じて「ネット集約」することを目指します。

  2メーカーに対して「一括発注」を行い、代表発注者として「決済の
   リスク」を負います。

  3「メーカー=きもの村」「きもの村=小売店」の取り引きにおいて
   は、手形は用いず「現金決済」とし、歩引き・反引き・協力費等の
   「不明朗な決済時値引を排除」した健全条件にて「安心取り引き&
   安価仕入」を行います。

  4つくり手と商い手の情報流通の面でも、「サロンきもの村」を通じ
   きもの供給のプロとして、相互の情報交流・刺激を行うコラボレー
   ション(collaboration:共同創造)により「ものづくり」「商品
   選択&提案」の専門性を高め合う関係づくりを目指します。

 以上、ネットを通じた共同仕入の仲介&相互交流コーディネイトにより、
 新たな健全流通構築に向け小売店&メーカーをオルガナイズすることを
 目指します。

                *

  ユーザーのみなさんは、従来なかなか見られなかった多様な製品ライン
 ナップを特徴・色柄バリエーション等も含めて把握し、コーディネイト
 のイマジネーション、選択の幅を広げることが出来ると共に、オープン
 な価格発表により商品比較・選択の目安を持つことが可能となります。

 数量限定、色目限定では、倒産、事業縮小、在庫処分等によりスポット
 的な安売りもあるでしょうが、それとは別に常時供給の安定価格として
 安値基準を持つこととなり、購入時の価格面での不安は大分和らぐこと
 と思います。


 「想い入れ紹介」ページでご確認の後は、ご紹介の「取り扱い小売店」
 にて実際に色柄・地風をご確認の上、コーディネイト、仕立て、メンテ
 ナンス等も含めてご相談、ご購入いただきたいと思います。

 現在は、新たな流通構築チャレンジの立ち上げ段階ですので「取り扱い
 小売店」が少ない状況ですが、今後提携の幅を広げて参りたいと考えて
 います。

 「取り扱い小売店」のご紹介のない場合には、ご懇意のお店、お近くの
 お店に、製品の取り扱いが出来ないかお尋ねになって見て下さい。

 小売店からきもの村に問い合わせがあった場合、ページでご紹介の安心
 価格にて供給する際の前提となる「健全取り引きの条件(現金決済他)」
 をご案内いたします。
 従来のゆるやかな取り引き慣習に比べると厳しいプロ条件となりますの
 で、問い合わせの小売店における製品の取り扱い(きもの村仲介による
 仕入)に繋がらない場合もあろうかと思います。
 しかし、こうした中で1店でも、2店でも、将来の健全流通構築に向け
 たジョイントに参加する小売店が増え、ユーザーが安心して購入できる
 環境が広がることを願っています。


 きものは、本やコンピュータのオンライン直販とは違い、購入時のアド
 バイス、仕立て、メンテナンス等で小売店の役割が大きい品と思います。
 ユーザーが長期的に豊かなきものライフを送る上でも、信頼できる小売
 店といいお付き合いを深めることが重要と思いますので、きもの村では
 オンラインによるユーザー直接販売(通信販売)を目的とせず、小売店
 を通じての供給を基本とします。 

 一方、ネットで価格提示を行っても、その価格で販売する店が無くては
 紹介価格の実効性はありません。
 このため、事前のご予約により米沢にお立ち寄りいただいた方に、情報
 発信主体「きもの村」として販売することで、紹介価格の実効性を担保
 いたします。


 きもの村「想い入れ紹介」は、ユーザー+小売店+メーカーの健全関係、
 相互交流によって、安心してつくって、安心して商って、安心して購入
 して、着て楽しむという「きものの豊かな楽しみ環境」をレベルアップ
 させて行く螺旋循環を目指します。

 きもの愛好家(ユーザー)のみなさんのバックアップにより、健全流通
 体制構築へチャレンジしたいと思っています。
 どうぞよろしくお願いいたします。

                ◇

 さて、次号からは製品のご紹介、着こなしのご提案情報を充実させて
 お送りして参ります。

 次号は、「無地ポリエステル紬野袴」(仕立て上がり価格 \60,000)
 を中心にご紹介の予定。
 袴特有の、凛と気持ちのあらたまる着用感はそのままに、裾をスリムに
 絞ったシルエットでズボンの様な足捌き(あしさばき)の良さ、活動性
 の良さが特徴で、きものの着用範囲が広がるお薦めのアイテムです。

 どうぞお楽しみに。

 長文、最後までご覧いただきまして有り難うございます。
 これからもじっくり、長い目でお付き合いいただきたく、よろしく
 お願い申し上げます。

                   きもの村  村長 長根 英樹

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  メールマガジン 【男のきもの】製品・価格・着こなし紹介

  発行責任者 きもの村  村長 長根 英樹 HIDEKI  NAGANE   
 
           webmaster@kimono.gr.jp      
          http://www.kimono.gr.jp/ 

  まぐまぐID:0000021262

  掲載記事の転載を禁じます。
  Copyright (C) H.Nagane. All rights reserved.
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  :1999年11月17日   更 :2003年 5月17日
                          


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