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◆◇ 御召 ◆ 紬 ◇ 着尺 ◆ 羽織 ◇ 袴 ◆ 帯 ◇◆
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【男のきもの】製品・価格・着こなし紹介
2000.01.08 No.0006 配信数:0300
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◆ ◇ ◆ きもの村 http:// www.kimono.gr.jp/ ◆ ◇ ◆
≪≪目次≫≫
1 新年のご挨拶
2 1月10日〜 1月のオークション開催
・裂糸織角帯
・網糸紬角帯
・ぼかし縞真綿紬着尺
・女性もの 虹色真綿紬着尺
3 その他
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1 新年のご挨拶
2000年 新年おめでとうございます。
新たな1000年代の始まりとともに、21世紀を締めくくる年。
今までの総括、整理を行うと共に、次代への基礎を形づくる時期と
考えています。
21世紀のゆたかなきものとの関わり。
健全流通提案から、安心して選んで、着て、楽しんで。
この様なサイクルの中から、また多様なものが作られ、提案され、
さらに選択が深く、豊富になっていく。
ユーザー側と供給側との相互交流、刺激により、着る人も、つくる
人も、商う人も、それぞれの立場でのきものとの関わりが意欲的で、
よりよい方向に高められていくという“きもの文化の向上、創造”
を目指して、相互創造、螺旋循環の関係づくりを進めていきたいと
考えています。
きもの流通(製品・情報・心)における新世紀へ向けての基礎固め。
想いを一にするみなさんとの連携により、一歩一歩進めて参りたい
と考えています。
本年もよろしくお願い申し上げます。
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2 1月10日〜 1月のオークション開催
昨年12月のクリスマスオークションに引き続き、1月10日正午
より、1月のオークションを開催いたします。
今回は、女性方からご要望の大きかった女性のきもの、織の着尺も
3点ご紹介いたします。
「きもの村」ホームページの「男のきもの・織のきもの」コーナー
と連動する当メールマガジン。
タイトルは【男のきもの】となっていますが、織、素材にこだわり、
健全流通、供給側とユーザー側の新たな関係づくりに関心をお持ち
の女性読者の方もいらっしゃいますので、ページのタイトル、主旨
通りに、“織のきもの”という面では女性の織物も含めてご紹介を
して参ります。
*
オークションの主旨、方法は前回と同様。
定番以外の製品をご紹介し、直接販売(通信販売)を行うもので、
日付に連動して価格が下がっていく方式です。
例えば、今回ご紹介の「ぼかし縞真綿紬着尺」の場合。
「スタート価格」:\100,000
「日毎OFF値」:\ 3,000
「期間」 :11日間
の条件で、1月10日のオークション開始となりますので、
1.10 \100,000
1.11 \ 97,000
1.12 \ 94,000
1.13 \ 91,000
1.14 \ 88,000
1.15 \ 85,000
1.16 \ 82,000
1.17 \ 79,000
1.18 \ 76,000
1.19 \ 73,000
1.20 \ 70,000 終了
という様に、日を追う毎に価格が下がって行き、最初の購入申込み
があった時点の価格にてオークション成立、終了となります。
現在は、オークション開催当初ということもあり、参加者、注目度
の面で競合が少なく、低価格でのラッキー落札のチャンスも大きい
状況となっています。
お気に召す商品が見つかるか、一度ご覧になってみて下さい。
実際の詳しいオークションの流れ、参加方法等はホームページにて
ご確認下さい。
「きもの村」ホームページ 男のきもの・織のきもの
・大人の男のきもの談義
No.17 1.10 〜 1月のオークション開催
http:// www.kimono.gr.jp/ home/ salon.html
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ご紹介商品は、以下の7点。
No.004「裂糸織角帯 白系」
No.005「裂糸織角帯 小豆紫系」
\128,000 スタート \4,000 OFF/日
ひとつの糸、布を大切にいとおしむ日本の服飾文化。
裂糸織(さきいとおり)/裂織(さきおり)は、元来、弱くなった
布を細く裂いて緯糸(よこいと)に織り込んだもので、表面の凹凸、
色の出方が不規則で変化に富んだ味わい深い織物です。
ご紹介の品は、裂糸織の織表情をクリエイティブの要素として取り
込んだものですので、実際には古くなったものではなく新しい布を
裂いて織り込んでいます。
帯を主役にしたコーディネイトにも十分に応えてくれる、存在感を
もった逸品です。
No.004 は、白がベースとなっていますが、経糸(たていと)の黒
が全体を引き締め落ちつきを出しつつ、もともとの布地の青、緑、
赤の部分がランダムに現れてアクセントとなっています。
非常に薄い布地を織り込んでいますので、表面の凹凸がおとなしく、
その色目と共に洗練された表情が魅力の角帯です。
No.005 は、小豆紫をベースとして、白鼠と紫青の段縞が、縞幅や
縞間隔をランダムに表現されアクセントとなっています。
ボリュームのある裂糸による表面のデコボコとした肉厚な表情が、
いかにも裂糸織らしい野趣あふれる魅力となっている角帯です。
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No.006「網糸紬角帯 紺×茶」
\45,000 スタート \1,500 OFF/日
紬地をベースに黒の網糸(あみいと)を織り込んだ、凝った素材感、
趣が特徴の洒落帯です。
糸飛びがある織物は、他に、特殊な撚(より)を施した飾り撚糸
(かざりねんし)を用いて細かい“ヒゲ”を表現したヒゲ紬なども
あります。
ご紹介の「網糸織(あみいとおり)」は、元来、漁で使われていた
絹網が古くなった際に、切って糸が出たまま織り込んだという織物
です。
(絹糸は水に強く丈夫であったことから漁の網にも使われていた
とのこと。
日本が絹の国と言われる所以は、こういった豊富な絹との関わり
にも見られると思います。
また、漁網としての強度が落ちたとしても、織り込んで衣類に
するという形で活用する思想も、まさに和の服、きものこころの
大きな魅力の一つと思います。)
現在は、織物用の網糸を使っていますが、撚で表現した細い“ヒゲ”
とは別の野趣あふれる表情が魅力です。
紺と茶の段縞のメリハリのある渋い表情が魅力の角帯です。
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No.007「ぼかし縞真綿紬着尺 鼠×茶」
\100,000 スタート \3,000 OFF/日
鼠から焦茶へのぼかし、微妙な色の移ろいが、美しさと仕立て上げ
た際の思わぬアクセントを生む縞紬の着尺です。
大きくは鼠から焦茶への流れですが、細かくランダムに黒、青、緑、
金茶等の経糸(たていと)が入り微妙な縞、色のハーモニーを醸し
出しています。
緯糸(よこいと)には、繭(屑繭)を煮て薄く伸ばし、数枚重ねて
フェルト状にした“真綿(まわた)”から引いた太細、ネップ(節)
のある真綿紬糸(まわたつむぎいと)を織り込んだもので、ふっく
らとした地風が特徴の真綿紬(まわたつむぎ)です。
非常に凝った色使い、デザインで、上質の真綿紬糸を用いた贅沢な
品ですので、ゆったりとした心の安らぎ、充実感を楽しむ寛ぎ(く
つろぎ)に、また外出や会合でのお洒落着としてお薦めいたします。
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No.008「虹色真綿紬着尺 紅鼠系」
No.009「虹色真綿紬着尺 紅赤系」
No.010「虹色真綿紬着尺 藍鼠系」
\94,000 スタート \3,000 OFF/日
赤、紫、オレンジ、ピンク、緑…
様々な色に染められた真綿紬糸(まわたつむぎいと)を織り込んだ、
多色の混じり合いが美しい女性ものの紬着尺です。
繭(屑繭)を煮て薄く伸ばし、数枚重ねてフェルト状にした“真綿”
から引いた、太細、ネップ(節)のある真綿紬糸を緯糸(よこいと)
に織り込んだもので、ふっくらとした地風が特徴の真綿紬です。
街着、外出着として。
帯合わせによっては、ちょっとした会合にも。
コーディネイト次第で着用の幅が広く着こなせる、独自のセンスを
楽しめる無地調のお洒落紬としてお薦めいたします。
No.008 は、紅鼠(ピンクグレイ)をベースにしっとりたおやかな
表情が魅力です。
No.009 は、紅赤(サーモンオレンジ)をベースとした、若々しい
華やかな印象が魅力。
No.010 は、藍鼠(紫味を帯びたグレイ)をベースとした、シック
な中に、光の具合により多色に移ろう表情が魅力です。
3者3様の魅力、お好みに応じてお選び下さい。
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詳しい商品の説明、オークション情報は、ホームページにてご確認
下さい。
「きもの村」ホームページ 男のきもの・織のきもの
・大人の男のきもの談義
No.18 オークション No.004「裂糸織角帯 白系」
No.19 オークション No.005「裂糸織角帯 小豆紫系」
No.20 オークション No.006「網糸紬角帯 紺×茶」
No.21 オークション No.007「ぼかし縞真綿紬着尺 鼠×茶」
No.22 オークション No.008「虹色真綿紬着尺 紅鼠系」
No.23 オークション No.009「虹色真綿紬着尺 紅赤系」
No.24 オークション No.010「虹色真綿紬着尺 藍鼠系」
http:// www.kimono.gr.jp/ home/ salon.html
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3 その他
真冬のきものの装い。
読者の方から、防寒用コートについて問い合わせをいただきました。
次号では、防寒をテーマとした冬の装い、コートスタイルについて
ご案内したいと考えています。
みなさんからご意見、ご感想をいただければ幸いに存じます。
きもの村 村長 長根 英樹
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メールマガジン 【男のきもの】製品・価格・着こなし紹介
発行責任者 きもの村 村長 長根 英樹 HIDEKI NAGANE
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