「男のきもの・織のきもの−大人の男のきもの談義

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No.48 長根英樹   2001.09.03 10:40 
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メールマガジン - No.0020 -2001.09.03 号
 1 秋の米沢へ 〜 上杉鷹山生誕250周年祭「YOZANフェスティバル」
 

 ◆◇ 御召 ◆ 紬 ◇ 着尺 ◆ 羽織 ◇ 袴 ◆ 帯 ◇◆
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       【男のきもの】製品・価格・着こなし紹介

        2001.09.03 No.0020  配信数:0348  
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 ◆ ◇ ◆ きもの村 http:// www.kimono.gr.jp/ ◆ ◇ ◆


≪≪目次≫≫

 1 秋の米沢へ 〜 上杉鷹山生誕250周年祭「YOZANフェスティバル」
 2 その他

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 1 秋の米沢へ 〜 上杉鷹山生誕250周年祭「YOZANフェスティバル」

 こちら米沢は、日中暑さが残るものの朝夕は涼しくなり、大分秋の
 気配が感じられる様になってきました。
 山にはススキも出そろい、一足早くお月見準備も万端の様子です。

 さてこの秋、米沢では、新たな総合文化施設のオープンと上杉氏の
 アニバーサリーが重なり、大きなお祭りが開催されます。
 秋の気持ち良い季節、名物料理の芋煮や温泉と織元見学も合わせて
 是非この機会に米沢にお立ち寄りいただきたくご案内いたします。

               ◇

 米沢の秋イベントは、米沢市と山形県との合築による総合文化施設
 「伝国の杜」米沢市上杉博物館+置賜文化ホールの完成オープンと
 上杉氏入部&上杉鷹山公生誕のアニバーサリーを絡めて祝うと共に、
 新たなこころの文化をつくっていくムーブメントのきっかけとして
 地域をあげて取り組み盛り上がろうというお祭りです。
 
 「上杉鷹山生誕250年祭・上杉氏米沢入部400年記念
  YOZANフェスティバル−米沢・こころの文化祭21−」
 9月29日(土)〜10月21日(日) 23日間の開催です。
  http:// www.vivi.ne.jp/ yozan/


 米沢織の関係では、鷹山偉業館3「米織館」として、米沢織の魅力、
 美を存分に満喫できる米沢ならではの展示館も開設されます。

 また、そもそも上杉鷹山公は地域産業としての米沢織の基礎基盤を
 形づくった名君であり、その質実でかつ果てしのない広がりをもつ
 理想主義のスピリッツは、当時の裃(かみしも)地から脈々と受け
 継がれ、現在においても、全国生産量の9割を誇る袴を代表とする
 男のきものに色濃く残されています。

 きものを装うことを通じて、心の安らぎや程よい緊張感、自分本来
 の流儀/スタイルに馴染む様な感覚を感じ、素材や色柄、形だけで
 ないきものの魅力、すなわちきもの心の魅力、その奥深さに惹かれ、
 それを探りたいとお考えのみなさんには、是非この機会に、鷹山公
 を多面的に見つめ直すことで想いを深めていただきたいと思います。

 今から約100年前、日本の文化、スピリッツを海外に伝える趣旨
 で書かれた2つの名著、内村鑑三の「代表的日本人」、新渡戸稲造
 の「武士道」において取り上げられ紹介された鷹山公の人となりを
 探ることで、必ずや琴線を揺さぶる和の心の神髄を見いだすことが
 出来るものと思います。

 上杉鷹山公は、今日の私たちに、質実な織物としてのきものと共に、
 もう一つ、きもの心=和の心というスピリチュアルな財産を残して
 下さったのだと思います。


 私は、縁あってこの米沢に参り、米沢織を紹介する立場にあります
 ので、鷹山公のスピリッツ、きもの心の本質を大切にして、想いを
 同じくするみなさんと一緒にその魅力を探っていきたい、そのコー
 ディネイトをしていきたいと考えています。

 どうぞよろしくお願いいたします。


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 2 その他
 
 前回5月の配信からずいぶんとご無沙汰をいたしました。
 初夏から真夏にかけて、絽や紗のきもの、袴と共に、ずいぶんと色、
 柄、デザイン共にバリエーション豊富になった作務衣/甚平を愛用
 しました。
 自分のスタイルに合わせてきもの、和装の実践を楽しみつつ、その
 情報化は長いお休みをいただいた形です。

 本メールマガジンも、1999年11月末の創刊から後しばらくで
 2年になります。
 当初は毎月1回ほどの配信ペースで考えていましたが、今後は少し
 ゆったりペースでお届けをしていきたいと考えています。
 気長にお付き合いをいただきたく、お願いいたします。

               ◇

 秋の米沢路、実際にお立ち寄りの計画をお持ちの方は是非お早めに
 お声掛けをいただきたく。
 織元の見学をコーディネイトして、ご案内をさせていただきたいと
 思っています。
 (週末は工場がお休みとなりますので、ウィークデイが調整の基本
  となります。)

 この機会に、ネット、メールでのお付き合いから一歩進んで、顔と
 顔を合わせてのお話、交流が生まれますこと、楽しみにしています。

 今後ともよろしくお願い申し上げます。


 みなさんからご意見、ご感想をいただければ幸いに存じます。


                   きもの村 村長 長根 英樹

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 この号の配信実数は348通(メールアカウント)でした。

 
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  :1999年10月 1日   更 :2002年10月 1日


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