「男のきもの・織のきもの−大人の男のきもの談義

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[33] 長根英樹 メールマガジン - No.0007 -2000.01.18 号
 1 冬の装い 〜 防寒の工夫(1) 
返事を書く
    2000.01.18 21:34

 ◆◇ 御召 ◆ 紬 ◇ 着尺 ◆ 羽織 ◇ 袴 ◆ 帯 ◇◆
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       【男のきもの】製品・価格・着こなし紹介

        2000.01.18 No.0007  配信数:0302  
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 ◆ ◇ ◆ きもの村 http:// www.kimono.gr.jp/ ◆ ◇ ◆


≪≪目次≫≫

 1 冬の装い 〜 防寒の工夫(1)
    ・肌着
    ・胴着(どうぎ)
    ・襦袢/スタンドカラーシャツ・タートルニット
    ・襲(かさね)
 2 その他

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 1 冬の装い 〜 防寒の工夫(1)

 前号にて、「冬、防寒の装い」との次号テーマ案内をいたしました
 ところ、期待の声をいただき、意外と“きものスタイルの寒さ”に
 苦労されている方が多くいらっしゃり、着用のネックとなっている
 面もある様子を感じました。

 そこで今号、次号と分け、少し詳しくご案内することといたします。

 今号は、きもの(長着)のインナー、肌着、下着等の工夫をメイン
 とし、アウターのコート等については次号にてご案内いたします。

               *

 「きものは、夏に涼しく、冬に温かい」との話を伺います。

 夏に涼しいのは、絽(ろ)や紗(しゃ)等の透ける素材もさること
 ながら、胸元、袖口から風が入り、通り抜け、風通しが良いという
 デザインの特徴による面も大きな理由として上げられます。

 しかし、この風通しの良いデザインは、冬のスースーとした寒さに
 も直結しますので、上記の「冬に温かい」という言葉は、裏地付き
 の袷(あわせ)仕立てや襲(かさね)等の重ね着による、空気層の
 重なりによる保温効果という面を言うだけでなく、開いて風通しの
 良いところは閉めるというインナーの工夫を前提とした言葉である
 と思います。

 この冬の寒さに応じたインナーの工夫をしないまま、夏と同じ様な
 感覚でただ袷のきものを着るというだけでは、「きものは冬に寒い」
 ということになってしまうと思います。

 もっとも、南北に長い日本。
 寒さ対策としてインナーの工夫をあれこれ考えるのは、私が米沢に
 住み、必要に迫られている面もあってのこと。

 以下に、インナー、肌着や下着等の工夫についてご案内いたします。

               ◇

 「肌着」
 肌着としては、晒し木綿の肌襦袢が基本として一般に薦められます
 が、U首のシャツでも襟元から見えませんので、外見を損なうこと
 なくお召し頂けると思います。

 半袖や7分袖のタイプでも袖口がフィットし風が入らない分、大分
 温かくなることと思います。
 家庭着やご近所着としては、長袖のU首シャツを着て、必要に応じ
 て袖まくりするというだけでも手軽な防寒対策になると思います。

 肌襦袢タイプにこだわりたいという方は、ネルの様に温かい厚手の
 素材を用いたり、袖を長くして緩やかなゴムで閉じたり、なるべく
 肌をかくし、風の通るすき間を閉じる工夫をすれば大分温かく装う
 ことが出来ると思います。

 冬用の肌襦袢をあまり見かけないのですが、既製品で温か素材や、
 袖の工夫をしたものがあるといいですね。
 (お心当たりをお持ちの方は、教えていただきたく。)

 きもの用として特化したものではありませんが、浅草のお祭りなど
 で着られる「ダボシャツ」には、ネル素材で表に絹を張った滑りの
 良いタイプもありますので、こういったものを活用するのもお薦め
 の方法です。
 このタイプでは、同様にネル素材絹張りの「ステテコ」もあります
 ので、木綿ステテコの上から「オーバーステテコ」といった感覚で
 穿いたりして、上半身だけでなく、下半身の肌着の工夫として活用
 できると思います。

 下半身の肌着としては、ズボン下や厚手のステテコ、タイツなど、
 やはり肌の露出を抑えて、風の侵入を防ぐことで温かく装うことが
 出来ると思います。

 白やラクダ色のズボン下に抵抗がある場合でも、「ポールスミス」
 や「カルバンクライン」等からグレイや黒などタイツタイプの肌着
 が出ていますので、こういったものを活用し、お洒落に温かく装う
 ことは出来ると思います。

 浅草アイテムとしては、他に「股引き」等もあります。

               ◇

 「胴着(どうぎ)」
 今はあまり紹介されることが多くないと思いますが、肌着と襦袢の
 間に着るもので、かつては、「冬に温かい」というきものの装いに
 おけるキーアイテムであったと思います。

 腰までの丈のものや襦袢と同様の丈のもの。
 袷のもの、綿入れのもの。
 絹のもの、モスリン(ウール)のもの、木綿のもの。
 筒袖のもの、船底袖のもの、袖無しのもの。
 様々なタイプがありますが、夏に比べ多く重ね着をすることで空気
 の保温層を作り、同時に衿や袖からの風の侵入を防ぐ役割を持って
 いたと思います。

 地域の気候や本人の寒がり度などに応じて、様々なものが作られて
 いたのだと思います。

 現代では、襦袢の下に着る、洗濯機洗いが出来るものとして、晒し
 木綿や、ネルなどの身頃素材で、袖は襦袢下から見えてもよい様な
 色柄もので筒袖タイプのものがあると、大分便利で温かく装えると
 思います。

 袖は、袖口にゴムを入れるタイプもありましょうが、肘下の辺りに
 緩やかなゴムを入れ、袖口は開けるといったタイプでも防寒効果は
 得られると思います。

 U首のシャツ&タイツに胴着を重ねその上から襦袢を着れば、大分
 温かく冬のきものを楽しめることと思います。


 胴着の簡易的な代用としては、半襦袢を用いる方法をお薦めします。
 肌着の上に半襦袢を着て、その上に長襦袢、長着を着る方法です。

 衿、胸元からの風の侵入には、胴着(半襦袢)、襦袢、長着と衿を
 重ねるだけでも大分効果があり、しかも衿の重なりによるコーディ
 ネイトの楽しみや重厚感を味わうことが出来ます。
 胴着(半襦袢)、襦袢の半襟は、それぞれ色違いを用い、組み合わ
 せて楽しむ他に、同色を用いるという控え目ながら洗練された演出
 も味があると思います。

 同時に、襦袢(の衿など)を直接肌に付けない様にして汚れを防ぐ
 と共に、半襦袢は洗濯機で洗うという手入れの簡易さのメリットも
 あります。
 絹やモスリン等の襦袢の場合、半襟は付け替えるとしても、本体を
 頻繁に洗うのは容易ではありませんので、洗濯機洗いが可能なもの
 を下に身に付けて、衿も含めて汚れを防ぐということは、着た後の
 手入れを気にして着用をためらうという場合にも、効果的な解決の
 アプローチになると思います。

 襟元の工夫という意味では、スカーフやストールをインナーとして
 用い、衿の中にあしらう方法もあります。
 これは衿元の印象が大分変わりますので、モダンなスタイルに抵抗
 がない場合にお薦めです。

 半襦袢を胴着の代用として専用にする際には、袖を筒袖や船底袖に
 変えて、袖口の風の侵入を抑えれば、簡易で温かい便利アイテムに
 なることと思います。

               ◇

 「襦袢」「スタンドカラーシャツ」「タートルニット」
 襦袢を、秋口用のものと、真冬用のものとそれぞれに用意して使い
 分けている方は、あまり多くないかも知れません。

 今の秋冬襦袢は、身頃部分に裏地を付けない単衣仕立てで、袖部分
 だけ袷になっているタイプが一般的と思います。
 秋口から用いられる着用範囲の広さ、暖房施設の整った建築環境を
 考えると、理に適った提案、選択になると思います。

 一方、こうした襦袢を既にお持ちの方で、防寒に重きを置いた襦袢
 を作りたいという場合には、寒さ対策の工夫があり得ます。

 一つは袷仕立て。
 身頃にも裏地を付けた袷仕立てとすることで、大分しっかりとした
 着心地、温かさが実感できます。

 もう一つは素材。
 防寒用のお薦め素材としてモスリン(ウール)があります。
 単衣仕立ての既製品もありますし、お気に入りを反で求め、自分の
 サイズで袷仕立てにすれば、真冬のあったか襦袢として大活躍する
 ことと思います。


 襦袢代わりに、襟元、袖口の詰まったものを用いるという意味では、
 書生スタイルに見られるスタンドカラーのシャツや、モダンなコー
 ディネイトになりますが、薄手のタートルニット等を着用する方法
 もあります。
 もっとラフな装いでは、丸首のカットソー等を合わせる方も見受け
 ます。

 スタンドカラーシャツの場合は、防寒の他に、きものの襟元の汚れ
 防止という意味では、襟腰の高いタイプをお薦めします。
 既製品ではなかなか見かけませんが、後ろ襟部分の高さが5cm程
 あれば、長着の汚れが大分防げると思います。
 前襟部分の高さは、低くスッキリさせても、高くして雰囲気を持た
 せても、お好みで。
 私は、市販で気に入ったものが見つけられずに、オーダーにて数枚
 用意しています。

 タートルニットの場合は、ウールのものでも、海島綿(シーアイラ
 ンドコットン)のものでも、薄手のものがスマートに見えると思い
 ます。
 この場合は、アクセントとしてストールを伊達襟風にあしらっても
 長着との間で適度な繋がりが生まれ、しっくり馴染む様に感じます。

               ◇

 「襲(かさね)」
 襲は、襦袢の上に2枚(あるいはそれ以上)きものを重ねる着方で、
 防寒の意味合いの他に、重ねる素材、色柄によりあらたまった装い
 の意味合いを持つこともあります。
 女性の十二単は、この襲スタイルの極致といえると思います。

 防寒の工夫、加えてコーディネイト、お洒落の楽しみという意味で、
 今も活用したい装いだと思います。
 
 襲の時、長着の下に着るきものを「下着(したぎ)」といいます。
 白や薄鼠などの無地の下着はあらたまった印象となりますが、濃色
 や柄ものの下着は、お洒落着、防寒の装いとして、フォーマル以外
 の面でも違和感なくお召しいただけると思います。

 下着専用に仕立てるとなると、袖や丈、幅などを少し詰めた寸法と
 なりますが、通常の単衣の長着や袷の長着を用い、着方で調整する
 といった方法でも気軽に楽しむことは出来ると思います。

 また専用に仕立てる際には、軽く滑りのよい様に、「胴抜き仕立て」
 という形で、襟や袖、衽(おくみ)等の見える部分のみに表地を用
 い、他は胴裏などの素材を用いる工夫もあります。

               ◇

 今号では、きもの(長着)の下の装い、インナーの工夫ということ
 でご案内いたしました。

 読者の皆さんも、様々な工夫で冬のきものを楽しんでいらっしゃる
 ことと思います。
 オリジナルの工夫やヒントについて、メールや掲示板などでお寄せ
 いただければ幸いに存じます。

 バックナンバー&交流掲示板は、ホームページにて。

 「きもの村」ホームページ 男のきもの・織のきもの
  ・大人の男のきもの談義
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 2 その他
 
 1月のオークション。
 日付に連動して価格の下がる「オートマティカリーマークダウン」
 「プライスダウンオークション」の方式でご提案しています。

 今回は、1月20日(木)が最終日。
 この日には、スタート価格から大分下がり、お求め安くなりますの
 で、ご注目いただきたくご案内いたします。


 次号では、「冬の装い 〜 防寒の工夫(2)」、長着の上の装い、
 コートなどのアウターの工夫についてご案内いたします。


 みなさんからご意見、ご感想をいただければ幸いに存じます。 


                   きもの村 村長 長根 英樹

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[32] 長根英樹 メールマガジン - No.0006 -2000.01.08 号
 1 新年のご挨拶
 2 1月10日〜 1月のオークション開催
 
返事を書く
    2000.01.08 21:13

 ◆◇ 御召 ◆ 紬 ◇ 着尺 ◆ 羽織 ◇ 袴 ◆ 帯 ◇◆
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        2000.01.08 No.0006  配信数:0300  
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≪≪目次≫≫

 1 新年のご挨拶
 2 1月10日〜 1月のオークション開催
    ・裂糸織角帯
    ・網糸紬角帯
    ・ぼかし縞真綿紬着尺
    ・女性もの 虹色真綿紬着尺
 3 その他

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 1 新年のご挨拶

 2000年 新年おめでとうございます。

 新たな1000年代の始まりとともに、21世紀を締めくくる年。

 今までの総括、整理を行うと共に、次代への基礎を形づくる時期と
 考えています。


 21世紀のゆたかなきものとの関わり。
 健全流通提案から、安心して選んで、着て、楽しんで。
 この様なサイクルの中から、また多様なものが作られ、提案され、
 さらに選択が深く、豊富になっていく。

 ユーザー側と供給側との相互交流、刺激により、着る人も、つくる
 人も、商う人も、それぞれの立場でのきものとの関わりが意欲的で、
 よりよい方向に高められていくという“きもの文化の向上、創造”
 を目指して、相互創造、螺旋循環の関係づくりを進めていきたいと
 考えています。

 
 きもの流通(製品・情報・心)における新世紀へ向けての基礎固め。
 想いを一にするみなさんとの連携により、一歩一歩進めて参りたい
 と考えています。

 本年もよろしくお願い申し上げます。


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 2 1月10日〜 1月のオークション開催

 昨年12月のクリスマスオークションに引き続き、1月10日正午
 より、1月のオークションを開催いたします。

 今回は、女性方からご要望の大きかった女性のきもの、織の着尺も
 3点ご紹介いたします。

 「きもの村」ホームページの「男のきもの・織のきもの」コーナー
 と連動する当メールマガジン。
 タイトルは【男のきもの】となっていますが、織、素材にこだわり、
 健全流通、供給側とユーザー側の新たな関係づくりに関心をお持ち
 の女性読者の方もいらっしゃいますので、ページのタイトル、主旨
 通りに、“織のきもの”という面では女性の織物も含めてご紹介を
 して参ります。

               *

 オークションの主旨、方法は前回と同様。
 定番以外の製品をご紹介し、直接販売(通信販売)を行うもので、
 日付に連動して価格が下がっていく方式です。
 
 例えば、今回ご紹介の「ぼかし縞真綿紬着尺」の場合。
  「スタート価格」:\100,000
  「日毎OFF値」:\  3,000
  「期間」    :11日間
 の条件で、1月10日のオークション開始となりますので、

   1.10 \100,000
   1.11 \ 97,000
   1.12 \ 94,000
   1.13 \ 91,000
   1.14 \ 88,000
   1.15 \ 85,000
   1.16 \ 82,000
   1.17 \ 79,000
   1.18 \ 76,000
   1.19 \ 73,000
   1.20 \ 70,000 終了

 という様に、日を追う毎に価格が下がって行き、最初の購入申込み
 があった時点の価格にてオークション成立、終了となります。

 現在は、オークション開催当初ということもあり、参加者、注目度
 の面で競合が少なく、低価格でのラッキー落札のチャンスも大きい
 状況となっています。

 お気に召す商品が見つかるか、一度ご覧になってみて下さい。


 実際の詳しいオークションの流れ、参加方法等はホームページにて
 ご確認下さい。

 「きもの村」ホームページ 男のきもの・織のきもの
  ・大人の男のきもの談義
   No.17  1.10 〜 1月のオークション開催
  http:// www.kimono.gr.jp/ home/ salon.html

               ◇

 ご紹介商品は、以下の7点。


 No.004「裂糸織角帯 白系」
 No.005「裂糸織角帯 小豆紫系」
 \128,000 スタート \4,000 OFF/日

 ひとつの糸、布を大切にいとおしむ日本の服飾文化。
 裂糸織(さきいとおり)/裂織(さきおり)は、元来、弱くなった
 布を細く裂いて緯糸(よこいと)に織り込んだもので、表面の凹凸、
 色の出方が不規則で変化に富んだ味わい深い織物です。

 ご紹介の品は、裂糸織の織表情をクリエイティブの要素として取り
 込んだものですので、実際には古くなったものではなく新しい布を
 裂いて織り込んでいます。

 帯を主役にしたコーディネイトにも十分に応えてくれる、存在感を
 もった逸品です。


 No.004 は、白がベースとなっていますが、経糸(たていと)の黒
 が全体を引き締め落ちつきを出しつつ、もともとの布地の青、緑、
 赤の部分がランダムに現れてアクセントとなっています。

 非常に薄い布地を織り込んでいますので、表面の凹凸がおとなしく、
 その色目と共に洗練された表情が魅力の角帯です。


 No.005 は、小豆紫をベースとして、白鼠と紫青の段縞が、縞幅や
 縞間隔をランダムに表現されアクセントとなっています。

 ボリュームのある裂糸による表面のデコボコとした肉厚な表情が、
 いかにも裂糸織らしい野趣あふれる魅力となっている角帯です。

               *

 No.006「網糸紬角帯 紺×茶」
 \45,000 スタート \1,500 OFF/日

 紬地をベースに黒の網糸(あみいと)を織り込んだ、凝った素材感、
 趣が特徴の洒落帯です。

 糸飛びがある織物は、他に、特殊な撚(より)を施した飾り撚糸
 (かざりねんし)を用いて細かい“ヒゲ”を表現したヒゲ紬なども
 あります。

 ご紹介の「網糸織(あみいとおり)」は、元来、漁で使われていた
 絹網が古くなった際に、切って糸が出たまま織り込んだという織物
 です。
 (絹糸は水に強く丈夫であったことから漁の網にも使われていた
  とのこと。
  日本が絹の国と言われる所以は、こういった豊富な絹との関わり
  にも見られると思います。
  また、漁網としての強度が落ちたとしても、織り込んで衣類に
  するという形で活用する思想も、まさに和の服、きものこころの
  大きな魅力の一つと思います。)

 現在は、織物用の網糸を使っていますが、撚で表現した細い“ヒゲ”
 とは別の野趣あふれる表情が魅力です。

 紺と茶の段縞のメリハリのある渋い表情が魅力の角帯です。

               *

 No.007「ぼかし縞真綿紬着尺 鼠×茶」
 \100,000 スタート \3,000 OFF/日

 鼠から焦茶へのぼかし、微妙な色の移ろいが、美しさと仕立て上げ
 た際の思わぬアクセントを生む縞紬の着尺です。

 大きくは鼠から焦茶への流れですが、細かくランダムに黒、青、緑、
 金茶等の経糸(たていと)が入り微妙な縞、色のハーモニーを醸し
 出しています。

 緯糸(よこいと)には、繭(屑繭)を煮て薄く伸ばし、数枚重ねて
 フェルト状にした“真綿(まわた)”から引いた太細、ネップ(節)
 のある真綿紬糸(まわたつむぎいと)を織り込んだもので、ふっく
 らとした地風が特徴の真綿紬(まわたつむぎ)です。

 非常に凝った色使い、デザインで、上質の真綿紬糸を用いた贅沢な
 品ですので、ゆったりとした心の安らぎ、充実感を楽しむ寛ぎ(く
 つろぎ)に、また外出や会合でのお洒落着としてお薦めいたします。

               *

 No.008「虹色真綿紬着尺 紅鼠系」
 No.009「虹色真綿紬着尺 紅赤系」
 No.010「虹色真綿紬着尺 藍鼠系」
 \94,000 スタート \3,000 OFF/日

 赤、紫、オレンジ、ピンク、緑… 
 様々な色に染められた真綿紬糸(まわたつむぎいと)を織り込んだ、
 多色の混じり合いが美しい女性ものの紬着尺です。

 繭(屑繭)を煮て薄く伸ばし、数枚重ねてフェルト状にした“真綿”
 から引いた、太細、ネップ(節)のある真綿紬糸を緯糸(よこいと)
 に織り込んだもので、ふっくらとした地風が特徴の真綿紬です。

 街着、外出着として。
 帯合わせによっては、ちょっとした会合にも。
 コーディネイト次第で着用の幅が広く着こなせる、独自のセンスを
 楽しめる無地調のお洒落紬としてお薦めいたします。


 No.008 は、紅鼠(ピンクグレイ)をベースにしっとりたおやかな
 表情が魅力です。

 No.009 は、紅赤(サーモンオレンジ)をベースとした、若々しい
 華やかな印象が魅力。

 No.010 は、藍鼠(紫味を帯びたグレイ)をベースとした、シック
 な中に、光の具合により多色に移ろう表情が魅力です。

 3者3様の魅力、お好みに応じてお選び下さい。

               *

 詳しい商品の説明、オークション情報は、ホームページにてご確認
 下さい。

 「きもの村」ホームページ 男のきもの・織のきもの
  ・大人の男のきもの談義
   No.18 オークション No.004「裂糸織角帯 白系」
   No.19 オークション No.005「裂糸織角帯 小豆紫系」
   No.20 オークション No.006「網糸紬角帯 紺×茶」
   No.21 オークション No.007「ぼかし縞真綿紬着尺 鼠×茶」
   No.22 オークション No.008「虹色真綿紬着尺 紅鼠系」
   No.23 オークション No.009「虹色真綿紬着尺 紅赤系」
   No.24 オークション No.010「虹色真綿紬着尺 藍鼠系」
  http:// www.kimono.gr.jp/ home/ salon.html


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 3 その他
 
 真冬のきものの装い。
 読者の方から、防寒用コートについて問い合わせをいただきました。

 次号では、防寒をテーマとした冬の装い、コートスタイルについて
 ご案内したいと考えています。


 みなさんからご意見、ご感想をいただければ幸いに存じます。 


                   きもの村 村長 長根 英樹

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[31] 長根英樹 └→ 終了 不成立 返事を書く
    2000.01.07 21:18

  商品は落札されず、オークションは終了いたしました。 
 
  1.20 終了 不成立

 
[30] 長根英樹 └→ 終了 不成立 返事を書く
    2000.01.07 21:16

  商品は落札されず、オークションは終了いたしました。 
 
  1.20 終了 不成立

 
[29] 長根英樹 └→ 終了 不成立 返事を書く
    2000.01.07 21:15

  商品は落札されず、オークションは終了いたしました。 
 
  1.20 終了 不成立

 
[28] 長根英樹 └→ 終了 不成立 返事を書く
    2000.01.07 21:14

  商品は落札されず、オークションは終了いたしました。 
 
  1.20 終了 不成立

 
[27] 長根英樹 └→ 終了 不成立 返事を書く
    2000.01.07 21:12

  商品は落札されず、オークションは終了いたしました。 
 
  1.20 終了 不成立

 
[26] 長根英樹 └→ 終了 不成立 返事を書く
    2000.01.07 21:10

  商品は落札されず、オークションは終了いたしました。 
 
  1.20 終了 不成立

 
[25] 長根英樹 └→ 終了 不成立 返事を書く
    2000.01.07 21:05

  商品は落札されず、オークションは終了いたしました。 
 
  1.20 終了 不成立

 
[24] 長根英樹 オークション No.010「虹色真綿紬着尺 藍鼠系」 返事を書く
    2000.01.07 20:11

 赤、紫、オレンジ、ピンク、緑… 
 藍鼠(紫味のあるグレイ)をベースに、様々に染められた
 真綿紬糸(まわたつむぎいと)を織り込んだ、
 多色の混じり合いが美しい女性ものの紬着尺です。


 繭(屑繭)を煮て薄く伸ばし、数枚重ねてフェルト状にした
 “真綿(まわた)”から引いた、太細、ネップ(節)のある
 真綿紬糸を緯糸(よこいと)に織り込んだもので、
 ふっくらとした地風が特徴の真綿紬(まわたつむぎ)です。

 街着、外出着として。
 帯合わせによっては、ちょっとした会合に。
 コーディネイトが楽しめる無地調のお洒落紬として
 お薦めいたします。

 
 


 「虹色真綿紬着尺 藍鼠系」
 
 


 拡大図
 藍鼠をベースに、虹色多色の混じり合い、ハーモニーが
 絶妙な美しさを醸し出しています。

 落ち着いたグレイベースで、シックな中に、光の具合により
 多色に移ろう表情が魅力です。
 
 
 絹100%
 幅:約39cm 長さ:約12m
 
              ◇

 「オークション情報」

  商品No.010 :「虹色真綿紬着尺 紅藍鼠系」
  スタート日時:2000年 1月 10 日 正午 12:00
  スタート価格:\94,000
  日毎OFF値: \ 3,000
  期間    :11日間

  ※この商品は、ご自身で仕立ての手配が可能な方のみ
   ご応募下さい。
   価格は反物表地のみの価格で、裏地や仕立て代等は
   含まれまていせん。

  1.10 \94,000
  1.11 \91,000
  1.12 \88,000
  1.13 \85,000
  1.14 \82,000
  1.15 \79,000
  1.16 \76,000
  1.17 \73,000
  1.18 \70,000
  1.19 \67,000
  1.20 \64,000 終了


 ◆ 梱包送料 \1,000(日本国内宅急便にて)
 ◆ 商品価格+梱包送料+消費税が合計額となります。
 ◆ 入金は、郵便局の口座振替にて受け付けいたします。
 ◆ 振替手数料は、購入者の負担にてお願いいたします。
 ◆ ご入金後のキャンセル、返品はお受けいたしません。


 購入申込み受け付け後、申込み順位/入金方法のご案内とあわせ
 合計額をメールにてお知らせいたします。

              ◇
 
         「購入申込みフォーム」
 

              ◇
 
 今回のご案内は、「想い入れ紹介」でご紹介の定番製品以外の
 製品を、オークションにて直接販売(通信販売)するものです。

 オークション販売は、数量限定品や、ラインナップ整理により
 廃番品、廃番色となった定番以外の製品についてのみ行うもの
 です。

               *

 オークションの方法は、きもの村としての安心価格を「スター
 ト価格」として提示/オークションを開始し、そこから日付が
 変わる毎に一定割合(「日毎OFF値」)で価格を下げていく
 形式の、いわば“日付連動価格OFFオークション”となります。

 「オークション情報」にて日毎の価格をご案内の通り、日付に
 連動して価格が下がり、購入申込みがあった時点の価格にて
 オークション成立、終了となります。

 待てば待つほど安くなる反面、先着申込みがあればその時点で
 終わりとなりますので、それより先は実態のない(その価格で
 売られることはない)仮想価格となってしまいます。

 見えない競合者との神経戦? タイミング勝負のスリルが魅力
 のゲーム感覚でお楽しみ下さい。

 購入申込みがない場合は、オークション期間11日後の時点で
 終了、オークション不成立となります。

               *

 実際のオークション、購入、入金、商品受け取り等の流れは、
 以下の通りとなります。

【1 オークション開始】
 上記「オークション情報」に基づき、2000年1月10日
 正午(12:00)よりオークション/購入申込み受け付けを
 開始します。


【2 購入申込み】
 購入申込みは、「購入申込みフォーム」によりオンラインにて
 受け付けます。

 受け付け順位、受け付け時刻(=申込み価格)は、当サーバー
 への到着時刻をもって判断し、受け付け時に自動応答メールに
 よりご案内いたします。

 お使いのプロバイダーの回線混雑状況等により、ブラウザーの
 ボタンを押してから時間がかかる場合もありますし、サーバー
 時刻自体がお手元の時計とずれている場合もあり得ます。

 このサーバー時刻は非常に重要となりますので、申込みの際に
 確認が出来るように「時刻確認ボタン」を用意しています。
 サーバー時刻、レスポンス状況をご確認の上、申込みをお願い
 いたします。
(特に、日付をまたがり価格が変わる時刻、午後11時59分〜
 午前00時00分といった時間帯はデリケートですので、十分
 ご確認の上、お申し込み下さい。)
 
 
【3 受け付け順位、入金方法等ご案内】
 購入申込みを受け付けてからすぐに、自動応答で申込み確認の
 メールをお送りいたしますが、この後24時間以内に手動にて、
 申込み順位(一番申込みで購入権があるのか、次点キャンセル
 待ちか)と入金方法のご案内等のメールをお送りいたします。

 ◆ 入金は、郵便局の口座振替にて受け付けいたします。
 ◆ 商品価格+送料+税金がトータルの入金額となります。
 ◆ 振替手数料は、購入者の負担にてお願いいたします。


【4 入金/購入申込み確定 商品発送 オークション成立】
 3のメールの後、ご案内の期日内(概ね2営業日内)に、入金
 手続きをお願いいたします。

 購入申込みは、オンラインでの申込みではなく、実際のご入金
 確認をもって確定とし、オークション成立、商品の発送お届け
 となります。

 ホームページでのご案内も、オンラインの申込みがあった時点
 ではなく、入金の確認をもってご案内し、オークションの成立、
 終了といたします。

 これは、日付/時間に連動したオークションでは、申込み情報
 の公開が次の申込みに影響を及ぼし、次点希望の申込み促進や、
 あきらめによる申込み躊躇等、予見のない申込みによる自然な
 価格形成の阻害要因となりうるからです。

 申込みキャンセル(期日内のご入金がない場合等)の際、次点
 申込みの方にスムーズに購入権を移行させるための対応です。

 ◆ ご入金後のキャンセル、返品はお受けいたしません。

 オークション成立のご案内は、購入者、次点の方も含めた購入
 申込み日時、成立価格のご紹介とし、購入者、申込者のプライ
 ベートな情報は公開いたしません。

 以上です。

 みなさんのお申し込みをお待ちしております。

 

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  :1999年10月 1日   更 :2002年10月 1日
                          


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